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手紙社のイベントの作り方と、手紙社の社長夫婦にお会いした話

takezawa0502
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2020年8月8日
公式サイトより

手紙舎はのことはもちろん、東京蚤の市、布博など。

暮らし系の女性で知らない人はいないのではと思うほど、存在感のあるお店や企画を打ち出す、手紙社。

そんな北島さんの本が、3月に出ていたそうで、さっそく買いました。

何を隠そう、手紙舎大好きな私は、手紙舎の考え方や、ビジネスモデルなど、めちゃくちゃ調べたことがありまして、見れば見るほど、考えれば考えるほど、商売感を感じない美しい商売だなあと感じていました。

その社長である北島さんはあまりメディア露出などなく、ほんとごくたまにインタビュー記事が(その中でも糸井重里さんとの対談記事が面白かった)、ちょこっとあるくらいで、秘密のベールに包まれていた(と勝手に思っていました。)

読んでびっくり。 正直、人に紹介したくないくらいすごい本だった。

なぜなら、イベントの、手紙舎の、ノウハウがこれでもかというくらい書いてあったから。

まず冒頭2ページで泣きそうになりました。

要約すると、

北島さんがイベントで大赤字になることが確定し、でもなんとかがんばって開催して、その気苦労させられたイベントによって幸福感に満たされた。

絶望と悦び。

この2ページに、会社経営のすべてが詰まっているといっても過言ではないと思いました。

ここだけでこの本買ってよかったと思いました。

その後、この本では、 手紙社の柱でもあるイベントについて。

どのように考え、どのように設計し、どのように実行しているか、

これら一連を余すところ無く記載してしてくれています。

店舗は、日々の流れの中で蓄積されるお客様をどんどん積み上げていきますが、イベントは毎回1発勝負。

個人的にはもっとも難易度が高いと感じています。

そんなイベントを運営する中で、やはり、人を動かすには、メリットだけでなく、感動なんだと感じさせられました。

感動させるための手間暇を惜しまないことこそが、手紙舎の強さであり、手紙舎らしさなのではないかと思います。

人を動かすメソッドがここにあると感じました。

この本を読んで、

北島さんが、とてもやさしい人で、

みんなに色々教えてくれるお父さんみたいな人で、

色々深く物事を考えてもそのそぶりは見せず、

おどけてくれるようま道化を演じられる人なのかなーとか

そんなこと思いました。

(後日談)

手紙舎さんが主宰する 「手紙社のイベントの作り方」 に参加してきました。

もう、ほんと、余すところなく、イベントのノウハウを教えていただきました。

やはり北島さんは優しくて、ユーモアがあって、チャーミングで、素敵な人でした。

(さらに後日談)

手紙舎代表の北島さんと共同経営者の奥さんの渡辺さんが、当社に遊びに来てくださいました。

ECのバックオフィスについて見学したいとのことで。できる限りのことをお伝えしましたが、こちらこそ夢のようなお時間となりました。

以下、instagramからの抜粋

「生きてて良かったー!」と思う瞬間が、年々増えている気がします。数えきれない失敗を繰り返し、不器用さ故に生きづらさを抱えた厄介な人間だから、人よりその瞬間を噛み締めることも多いかもしれません。

世界平和の為に自分が出来ることなんて無いし、穏やかで心地良い循環の日々を継続することもすごく難しい。自分の無力さに打ちのめされることも多々あります。

それでも、たまーに訪れる奇跡が、「まぁ人生悪くないな」と思わせてくれます。

うちる創業8周年を迎えることが出来たこの6月に、なんとあの手紙社さんが、うちる事務所見学をと、遊びに来てくださいました!「悪くないな」どころではありません。夢見心地なミラクルであります!

1ファンとして完全に舞い上がっている我々は、『東京蚤の市』など手紙社さんのイベントや店舗で買った物たちを身につけ、ドキドキしながら事務所をご案内させてもらいました。

昔のヒット曲を聴くと当時の情景や思い出が蘇ってくるように、何年経っても、何度でもあの時のワクワク感が楽しめる。イベントに参加して持ち帰った宝物を身につけたり眺めたりするだけで、再度あの熱気や空気感に浸れてしまいます。そんなところにも、改めて手紙社さんのイベントの素晴らしさが感じられます。

そんなワクワクを作っている代表北島さん・渡辺さんご夫妻と、スタッフさんたちにお会いできて、たくさんお話ができたこと、本当にうれしく感激でした。


こんなご時世ということもあり、「絶望の中にも、希望を見いだせる居場所を作りたい」そんな気持ちで迎えた8周年です。

決して順風満帆ではない8年でしたが、失敗や苦しみをたくさん経験してこそ、誰かの希望になれるようなお店・会社づくりにチャレンジするスタートラインにようやく立てたのかな、と思っています。

うちるでお買い物してくださるお客様。ステキなうつわを作ってくださる作家さん・窯元の皆さま。お仕事を通して関わってくださる皆さま。経営者としての諸先輩方。応援してくれるまわりの皆さま。本当にいつもありがとうございます!

「まぁ人生悪くないな」と思ってもらえるような、ほっこり時間や体験、小さな幸せをお届けできるように。
うちるとして、株式会社ユーチルとして、9年目も新しいことにどんどんトライしていきたいです。

そしてこちらのインスタでは、うちるスタッフたちが、ほっこりエピソードなど交えながら、変わるがわるアイテムをご紹介していきますので、ゆるりとご覧頂けたらと思います!どうぞよろしくお願いいたします✨

うちる店主 タケザワユミコ

記念にパシャリ
仕事

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