仕事、マーケティング、事業、本、映画など、斜め上から目線で書き綴ってます

IT×広告-目的別オススメ本

僕がサイバーエージェントにいたときに影響を受けた本を紹介します。

 

WEB×広告を仕事にしている人のオススメ本という感じです。

 

大学生のときに古着屋を経営しはじめたころから、

お店を儲けるためには何が必要なんだ!?と強く問題意識を持ち、

(好きじゃなかった)読書を始めました。

 

どうやって営業したらいいんだ?広告ってなんだ?新規事業を何とかせねば等々、

30歳になるまでに色んな本を読んできました。

 

その折々で、刺さる本が異なり、オススメ本を聞かれたときに、

その人のフェーズや意識していることによってオススメ本が変わるなー

と思ったのでまとめてみました。

 

【Index】―――――――――――――

1.新入社員に読んでもらいたい

2.広告について学びたい

3.(広告)営業について学びたい

4.マーケティングについて学びたい

5.アイデアの作り方、考え方を学びたい

6.メディア事業について学びたい

7.新規事業の作り方を学びたい

8.面白い経営者の本が読みたい

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1.新入社員に読んでもらいたい本

渋谷で働く社長の告白


学生時代に仕事の仕方について強く影響を受けた本。
何度も読み返したり、藤田さんが上場した26歳から逆算してあせったり、と。

オススメ度:★★★★☆

入社1年目の教科書


3年目になるくらいまでに身につけてないと恥ずかしい(けど結構高いスキル)が
うまくまとめられています。入社して暫くはこれらについて意識して仕事したらいいのではいでしょうか。

オススメ度:★★★★★

2.広告について学びたい

明日の広告

古いんですが、広告の設計方法について、一気に概念が変わったのは
この本からのように思います。(メディアミックス→メディアニュートラル)
かなり売れた本なので、この辺の内容は当たり前の内容として
得意先とも会話したりするので読んだことない人はご一読を。

オススメ度:★★★★☆

コミュニケーションをデザインするための本

広告ってこんなにすごいんだ!こんなにかっこいいんだ!とハッとさせられた本。
初めて読んだときに、これをお手本に企画考えたりしたなーと思い出す。
いわゆるカンヌ取りましょう!みたいなクリエイティブな広告ではなく、
人の心を動かすコミュニケーション設計、という模範事例が書かれています。
コミュニケーションデザインという言葉もこの本がきっかけかな。

オススメ度:★★★★★

3.(広告)営業について学びたい

勝てる広告営業

広告営業マンという人種のレベルの高さを感じることができます。
ポイントポイントも分かりやすいので、まずは何から出来るようになろうか
と考えてみてください。

オススメ度:★★★★☆

営業は感情移入

広告マンの本ではないにも関わらず、営業とは?ということについて

学べる学べる。うちの会社の営業向けのオススメ本にもなっています。

オススメ度:★★★★★

4.マーケティングについて学びたい

マーケティング企画技術


教科書ぽい表紙でとっつきにくそうですが、かなり分かりやすい。
マーケティングが体系立てて非常に分かりやすく書かれています。

オススメ度:★★★★★

売れるもマーケ当たるもマーケ

事例が多く、それをもとにマーケティングというものを知ることが出来ます。
マーケティングへのワクワクをグッと引き上げてくれる本。

オススメ度:★★★★☆

USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?


マーケティングが機能するとここまで業績が変わるのか、と感じさせてくれる本。
基礎ではないですね。3年目以降くらいで経営サイドや事業サイドに関わる人が読むとよいです。

オススメ度:★★★★☆

5.アイデアの作り方、考え方を学びたい

アイデアは考えるな。


カヤック柳澤さんの本。あの面白法人がどうやってアイデアを生んでいるか
アイデアを出すツールなどの話もあって実用書に近いです。

オススメ度:★★★★★

「考え方」の考え方


アイデアを生む考え方の本です。
広告×アイデアというジャンルにいた当時どんぴしゃな本でした。

オススメ度:★★★☆☆

6.メディア事業について学びたい

ITビジネスの原理

僕らが良く知っているWEBサービスをビジネスモデルからみるとこうだ、
というのが非常に明快に書かれている。メディアの事業モデルを
しっかり把握できていない、という人はまずはこの本をオススメしたい。

オススメ度:★★★★

MEDIA MAKERS

今は時の人、LINE田端さんの著書。メディアの生態系が学べます。
メディアとはまさにカルチャーを作ることで世の中に価値を作ることだと
メディアづくりに燃えられる本。

オススメ度:★★★☆

7.新規事業の作り方を学びたい

リーンスタートアップ


この業界だと当たり前ですが、いかに小さくスタートし、
PDCAサイクルをまわして、最適なものを見つけるか、という考え方。
概念本なので、ちょっととっつきにくいかもしれませんが、
ここから派生している事業の考え方の本がたくさん出ていて
リーンというバズワードの発端になった本といえます。
オススメ度:★★★☆

ピクト図解

ビジネスモデルの考え方やスキームを
シンプルな図解をすることで学ぼう、という本。
新しい事業アイデアを考えるときは、
この図解のフレームワークを使って考えたりします。

オススメ度:★★★★☆

新規事業はどうすれば育つのか

イントレプレナー(社内起業)はどうしたらうまくいくのか?
失敗する事例を(おそらく)経営者向けに書いています。
逆に言うと、それらの失敗ケースにはまりそうになっていないかを確認するためには
非常にいいツールだと思います。上司とのすり合わせツールになれば非常に強力になると思います。

オススメ度:★★★★

 

8.面白い経営者の本が読みたい

不恰好経営


好きな経営者の本(かならず本人が書いてるやつ)を読むのが一番いいと思います。
近い業種や、面白い考え方など。経営者は十人十色なので。
本書は、南場節が大炸裂で、笑って泣いてためになる、とはまさにこの本のこと。

オススメ度:★★★★★

 

起業家

入社3年目くらいまでは渋谷で働く社長の告白のほうがオススメだと思います。
渋谷で働く~よりも少し大局観が入ってきているので逆に中堅ポジション以降の人はこれで視点をあげてほしい。
こんなにも経営者は孤独で、真っ暗闇の中をこれが成功する道だと信じ、貫かなければいけないのか。
ということがひしひしと伝わってくる。

オススメ度:★★★★☆