仕事、マーケティング、事業、本、映画など、斜め上から目線で書き綴ってます

ブックマネジメント

takezawa0502
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2020年8月8日

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最近、チームで読書会を取り入れました。

2週間に1回朝一で実施して、今2ヶ月が経過したところです。

 

今まで読書会というと各人がオススメの本を紹介したり

課題図書を決めて、みんなで読んでくるというものがあると思うのですが

これはもっとマネジメントとして重要な施策の1つと位置づけるべきだ、

と考えるようになりました。なので、ただの読書会という位置づけから、

考えを少しブレイクダウンしたところをブログに綴ってみます。

 

 

毎回、本については、僕がかなり悩んだ上で、出題しています。

※悩みすぎて出題が遅れたりしたときはすいませんでした。

 

課題図書については、

組織が、どういった思考回路のチームにしたいか?

今のメンバーの能力を引き上げるという観点で何を学んでもらうのが適切か?

という2つの観点から算出しています。

 

それぞれ、簡単に説明すると、

組織が、どういった思考回路のチームにしたいか?

本が、本人に与える影響は意外と大きいと思いますので、

組織全体のバランスが崩れないように吟味します。

例えば僕はわりと面白い思考回路の著者や、

経営者の本が好きで良く読むのですが、

これらを図書に与えると、組織の役割分担が

成立しなくなってしまうので、

全体的な組織力の引き上げをするために

必要な本が何かというのを考えています。

 

 

今のメンバーの能力を引き上げるという観点で何を学んでもらうのが適切か?

課題図書は、順序とタイミング、なぜその本が課題図書になったのか、

という背景も含めて説明します。

 

それがあるのとないのとでは、納得感が違いますし、

順序やタイミングが悪いと、全然しっくりこない。

A→Bという順序で読むから、思考の整理がされるのであって

逆だとピンとこない、とか今の組織にCという思考を持ち込むと

混乱が生じるとかそんなことをいつも考えています。

 

課題図書は、毎回、その本が今の組織に必要かどうか、

きちんと読み直して設定するので、

毎回2〜3冊読み直してから設定しています。

 

例えば、昔自分が読んで良かった本をオススメしようと思って

読み返してみると、ちょっと違うなとか、

これはもう3ヶ月先くらいに設定したほうがいいなとか、

そんなことが起こります。

そういったミスマッチが起こらぬようにきちんと現状と

本の提供価値を擦り合わせします。

 

次回は年末ですが、今年は年末年始の休みが長いので、

自分自身を向き合わせてくれる、

そんな本を課題図書にしたいなと思います。

※その類でオススメの本があればだれか紹介して下さい

考えたこと

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