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あたらしいあたりまえ 松浦弥太郎

takezawa0502
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2014年11月4日

暮らしの手帖の編集長を務め、

ブルータスでは「松浦弥太郎の男の一流品」という

タイトルで特集まで組まれてしまう、そんな松浦さんの本に触れ

非常に心に響いています。

Brutus-No-784-

 

松浦さんの世界観が全面に押し出されているにもかかわらず

全く嫌みのない文章は、日々ていねいな仕事をして喜びを提供したい

という松浦さんの思いが乗っているような、そんな錯覚に陥ります。

 

 

何冊か読んだのですが、そのなかからこの前読んだ、

「暮らしのなかの工夫と発見ノート あたらしいあたりまえ。」

より、よかった点を抜粋したいと思います。

 

○生き方的な部分の共感

・相手の目を見て話す。心身疲れていると相手の目を見れない。相手は目を見て話してもらわないと大事だと伝わらない。

・寝転がるなら眠る。だらしなく過ごすと、ずぶずぶと自堕落の沼にはまる

・雨の日は花を買い、部屋も気持ちも新しくする

・握手。触ることの重要さ。触ることで、その人の感じが記憶に残る。

・福徳(品物やサービスを対価としてお金をもらうこと)と、功徳(全く見返りを求めない無償の行い)というものがあり、当たり前に暮らせば、福徳は増えるので、時として意識して功徳をする。

 

○心の立ち位置を戻せる的な共感部分

・自分の友達の名前を書き出してみると、自分がどんな人なのか客観的に見えてくる。

・忘れることは怒りや恨みから自分を解放する行為である。怒りや恨みをひきずり、負で自分の自由を縛らないで。

・落ち込んだときは自分の得意なことをして、自信を取り戻す

・ゆっくり歩くことで、心や体をざわざわさせ消耗させない。

・保つことが難しいからこそ「今、穏やかでいるだろうか?」と問う。

 

文庫で、すんなり読めるので、気になったかたはお勧めします。

 

 

 

 

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