使ってる人に聞いてみよう
広告のターゲットの気持ちが分からなければターゲットに聞いてみる。
ターゲットっぽい人が店頭でどういう風に動くか見てみる。
ターゲットが読んでいる雑誌や、街や、ショップに足を運んでみる。
こういう当たり前の、分析を面倒くさがりがち。
とくにデータで分析する人はやらなかったりしますね。
すっごい当たり前のこと気づいたので共有します。
いま、ある理由で、非常に離脱率が高い、という問題にぶつかっていて、
マクロ的にデータを分析してもその傾向になっていたので、
おそらく全体的に起こっている事象なんだろう、と。
なんでそうなるか、色々仮説検証していたのですが、うまくいきませんでした。
それで、まだサービスを使っていなかった方がいたので
試しに使ってもらったら、まさにその離脱にいたる挙動をしました。
なぜそうしたの?と聞いても「なんとなく」という回答しか得られませんが、
動きを見ていたら、早く次の画面に行きたい、という気持ちが動作に現れており、
問題点が明確になりました。
さっそく、その対応を検討したいと思います。
よく、企業のマーケターの方が、
生活者のデプスインタビューをしたり、生活者の一日を録画して調査したりすると
「え!そんなところで、そんなことになってたの!」という気づきがあるといいますが、
まさにそんな感じでした。
またこのミクロの観点での調査に頼ると偏ったサービスになってしまうというデメリットもあるので
基本的にはマクロデータの掘り下げとして、ミクロデータを活用する、というのが効果的そうです。