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あした会議を振り返って。

takezawa0502
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2014年8月21日

週末は、半期恒例のあした会議を行いました。

優勝は、寺田チーム。おめでとうございます。

 

チームとしては最下位でふがいない結果となりましたが、

自分たちで提案したものがきちんと採用されましたし、しっかりやっていきたいと思います。
この会議は、いろんな制度の中でも、非常に良くできた会議だと思っています。

そのメリットは下記の4点だと思います。

 

自分で提案するので、やるといって決めたからには腹をくくってやらなければいけなくなる。

経営に携わっていない人間の視点が引きあがる。

事業部をまたいで作られるチームによって経営課題に対する異なる視点が養える。

業務外の時間を使ってでも考え、生み出される。

 

とにかく、いろんな人間が、勝利を目指して、経営課題に死ぬほど向き合って考えてくることによって、

得られるものが(会社としても、個人としても)数多くあります。

 

それにあたり、僕はあした会議とは、実はこういうものなのでは?と思う点があります。

経営課題(会社課題≒社長の悩みとも言える)を解決する場である

└解決したほうがいいけど、いまある課題とは別だよ、それ。

└そんな小さい課題は持ち込まないで。

└そんなの君の決裁で決めて。

そこで決議された内容は同時に社内コンセンサスになる

└その場で決議できる内容にすべし

└案は、コンパクトに、部分的にすべし

└そりゃやったほうがいいけど…みたいなやつにならないこと

 

つまり、

(詰まってない)ぶっ飛び案は、いらない。

僕もあした会議はもう6~7回出席していますが、

最初は、すごい(本当はすごくない)事業案を提案したりして、

めちゃくちゃ低い点数をもらっていました。

(大げさに言うと、LINE作ります。大ヒットしたら何十億も儲かります。みたいな提案ですね。)

夢を語るのなら、飲み屋でやってくれ。ということです。

 

さらに言うと、本当にやるべき、ぶっ飛び案なら、

あした会議=あしたから実行プランに落とせる経営会議、なので

この場ではなく

経営会議などで何度も議論を重ねて決議したほうがいいと思います。

 

あした会議において重要なことは下記のような内容がすべて考慮されており、
決議さえすれば自走するような案だと思っています。

 

誰もがわかるスキーム

それを実行するための細やかな実行プラン

それを成功させられる人事

それを実行したときに得られるメリットと、損なわれるデメリット

それの金銭的コストと時間的(工数的)コスト

 

いいアイデアは、聞いたときに、当たり前すぎて、やらない理由がなくて、単純なアイデアに聞こえます。

ひとひねり、ふたひねりしたアイデアは、かっこ良く聞こえますが成功しません。それは顧客に対してもユーザーに対しても説明が必要になるからです。

 

またフェーズが変わってきて見直したほうがいいと思ったことも出てきました。

決議はもっとシビアなほうがいい。

└60人規模で、20案弱も決議をすると、部分最適が強すぎて全体最適が崩れる。

ブラッシュアップは、+○点という形にしたほうがよい。

└ブラッシュアップなので、あくまで前の提案からどのくらい良くなったかで評価すべき。
2日通しでやると、徐々に点数の基準値がぶれてくるのでこのあたりをケアしたい。

決議案については、実行者だけでなく、提案者も責任を持つべき。

└実際、決議して、やって、シュミレーションどおりに行かないものも多々あります。
それに対して、実行者だけが責任を追うのではなく、提案者も十分に責任があると思いますので
その決議が失敗しないように全力でサポートしてあげて欲しいと思います。

 

 

 

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