約2週間で100本打ち合わせをして感じたこと
1日に10本を越える会議(以下MTG)をしだしてから、打ち合わせが多いなぁと。
14日間の間で実施した101本の打ち合わせについての
良し悪しについて振り返ります。
良かったこと
進捗が早くなった
定例MTGとかだと進捗が1週間後、とかになってしまいます。
外部の確認がないもの(自ら考える時間を作ればすすめられるもの)に関しては
1週間待って進めるのは遅すぎますので、これを週に2回や3回とセッティングすることで
進捗がとてもはやくなりました。
MTGの主導権を握らなくても良くなった
1日7~8本もMTGをしていると、毎回アジェンダ作って議事録作って、ということを
やってられなくなります。
MGRとしての立場で出るMTGも多いので、あくまでメンバーがファシリテーターになるように努めてもらいました。
小ぶりの議題を短時間で解決できるようになった
大ぶりの議題は、基本的に課題が複数あり複雑なので考えるのが嫌になります。
これを小ぶりにし、小ぶりの課題を1つ解決するための30分のMTGをたくさん
セットすることで大ぶりの課題を解決しました。
悪かったこと
熟考する時間が取れなくなった
とにかくMTGが細切れで入ってきますので、2時間集中して事業のことを考える、
というような時間の確保が出来なくなります。この業務がプロデューサーとしては
仕事の半分以上を占めていると思いますので、これが出来ないのは非常に問題でした。
情報収集の時間が取れなくなった
MTGではとにかく頭を使います。大体7時ごろには脳みそがクタクタになってしまいます。
そこから情報収集をしようとするのですが、脳がうまく働いてくれず、情報収集が
出来ませんでした。
思考が暗くなった
MTGの本数が多いと、アウトプットばかりでインプットの時間が少なくなり、
視野がせまくなりました。また会議室漬けになりますので、あまりよくありませんでした。
意識すべきこと
会議での自分の立場をはっきりさせること
この会議では、アイデアをひたすら出す、とか。わざと場をかき乱すようにする、とか。
仕切りがうまく行かないときのサポートに回る、とか。決めきるために全力で行く、とか。
これが明確でないと、何をしている人か分からなくなるので、毎回意識するようにします。
あいまいなものを残さないこと
それいいね~と言って、なんとなくふわっと次回議題にもならずに、終わってしまうもの
があります。そういうときは、やる、やらない、今は検討しない、をはっきりさせます。
我々だとBacklogというプロジェクト管理ツールがあるので、やるときはそのままディテールまで落としき
るし、今は検討しない、と言うときはとりあえずBacklogに検討項目として登録します。
宿題を出すこと
毎回だらだらブレストにならないように、MTGが終わったタイミングでその会議での内容と、
宿題を確認します。次回その宿題をたたき台としてディスカッションします。
結論
・定例会議で、会議自体の重要性を見出せていないものは即廃止。
・会議自体は必要であれば必要なだけ、入れるべき。
・会議と実行はセット。実行者がいなければ会議をする意味はない。
・1日5本くらいまでのほうがバランスが取れていい。
こんなところでしょうか。
また気づきがあれば報告したいと思います。