仕事、マーケティング、事業、本、映画など、斜め上から目線で書き綴ってます

良い目標とは?

takezawa0502
takezawa0502
2020年8月8日

2310e721e7e13ff3189b83fca3f2aab2

先日トーマツイノベーションの授業を受けてきて、

非常にタメになった&来期の目標設計に取り入れよう、ということで備忘録とメンバーへの共有も込めてブログに綴ります。

 

■目標ってなんで立てるんだっけ?

目標をたてると、どんないいことがあるか。

シンプルに3つの提示でまとめていただきました。

1.期首に何をすべきかが明確になる。

とにかく仕事をしている中で、することがない。ということはほとんどないと思います。逆に、そうでない人はキャパが余りまくってます。

なので、いかにたくさんあるやるべきことから、成果に繋がる仕事をするか、という選択の作業になります。その際に目標が明確だと、選択が容易になります。その選択をするために、目標は非常によい指標となります。

※ダイエットをするのに、とにかく一気にやせよう!という目標と、筋肉をつけながら痩せる、という目標があるとすれば、前者は食事制限、後者はランニングと筋トレのように実施内容が変わりますよね?仕事も同様です。

2.期中に目標の進捗が分かる。

その目標が定量化されたものであれば、その進捗が分かります。

目標に対して足りなければ、何をすればその溝が埋められるか、という思考になります。この溝を埋める思考は逆算思考で、まさに目標がないと逆算が出来ない訳ですね。

ダイエットで、夏までに、あと◯キロ痩せるためには…みたいなやつです。

3.結果として自走できる。会社が期待する成果をあげられる。

目標は、基本的に立てる際に会社とすりあわせると思います。

そうすると、あとは会社のことは考えなくても目標に向かって走り続ければ、勝手に成果が出るし、勝手に評価されるというサイクルが出来る訳です。

なので、目標設計者は、この自走できる目標をきちんと設計してあげられるか、がポイントになってきます。

 

■良い目標の条件とは

僕らもワークしていて、いろんな意見がでました。定量的であるとか、会社のベクトルと合ってるとか etc…

またSMARTの法則 (スマートの法則)というのがあるように 目標の作り方にはSMARTを意識しましょう。なんて言われます。

Specific     = 具体的、わかりやすい
Measurable   = 計測可能、数字になっている
Agreed upon = 同意して、達成可能な
Realistic    = 現実的で結果志向
Timely       = 期限が明確、今日やるなど 

でも、これははっきり言って、目標立てる人からすると、なんかテンションあがらない。トーマツさん的に言うと、アルバイトの子にこんな目標の話しても立てれないでしょう?と。

 

たしかに。

そこで言われたのが下記の3点。

1.やりたい:自身の動機になる

とにかくこれ。だって、その目標で数ヶ月やるんだもん。

テンション上がらない目標だったら続かないわ〜って話です。

 

2.やれそう:実現可能な感じがする

これも本当に重要ですね。がんばれば達成できる感じ。

個人的にはこの設定が一番難しいように思います。

コツとしては、その人が目標を達成するのに、

10人中7人が出来そう!と答えるとちょうどいいとか。

逆に10人中5人だと難しい、10人中9人だと簡単すぎるとのこと。

3.やらなきゃまずい:使命感により動く

これはやらないと破綻してしまうとか、

トラブルが圧倒的に増えてしまうとか。これは現場が一番分かっていると思います。

危機意識も高いし、それを改善するとどう良くなるか、を肌感覚で分かっている。そういったものが改善目標に入ると、自分の使命感が動機になるのと、目に見える形で良くなっていくのがわかるので、がんばれるようになります。

 

面談などでは、本当に上記3つを本人が感じているか、という点に置いて設定してあげると、がんばれるポイントになり、目標としては良さそうですね。

 

■目標を組織の方針と合わせやすくする。

目標はトップダウンで落とさない。という話。

ありますよね。現場とマネージャーとの温度感が違うパターン。

リーダーだけが熱狂して、現場がしらけちゃうパターン。

この改善案としては、みんなで目標設計(ワークが良さそう)をし、その『場(プロセス)』を共有することで組織の方針を実体験で感じてもらう。ということです。

これは、反省しました。
上記内容はすべての組織に適応出来ないということなのですが
この視点でモノが動かせていなかったので、早速取り入れたいです。

何のためにやるのか?会議を実施する

なぜその目標を達成しないといけないの?なぜこのサービスをやるの?広告効果っていったい何を指しているの?などかなり深いレベルで議論をし、目標設計を表面的ではなく深く根ざすものとして設計して行く会議だそうです。

これは個人レベルではよくやっているのですが、みんなでシェアしたことはなかったので早速やってみたいなと。

 

おまけ

■すてる会議

最後に、目標が決まったら、その目標に向き合ってもらうために、すてる会議というのを定期的に行うと良いとのことでした。

それは、下記の2点の理由からです。

1⃣本人が業務のキャパオーバーを起こさない

2⃣本人が目標に愚直に向き合えるようにする

つまり、目標に背くことの業務はなるべく取り除いてあげて、ただひたすらに目標に向き合い、走り切れる環境(言い訳できない環境)を用意してあげましょう。という話でした!

 

いかがでしたでしょうか?

個人的にはセミナーにでて、いろんなことを小難しく伝えすぎていたなと反省する部分が多々ありました。

シンプルな目標設計で、楽しくワクワクするような目標設計が出来るようにマネジメントして行けたらいいなと思います。

 

仕事

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です