学びのボイスレコーダー
最近、このボイスレコーダーを使うことが多い。
理由は、講演やセミナーなどのプレゼンの場に向けた練習をするため。
大きな講演や、大人数の人に話すときは
必ずボイスレコーダーを使って予行練習をする。
人の数が増えれば増えるほど、端的に伝えることが重要になる。
さて、このボイスレコーダーだけども
買ったのは、2008年。
新卒のとき。
理由は、まだまだひよっこだった僕が営業に出されて、
なかなかクライアントの成約がとれなく、
その原因は自分のしゃべりにあるだろう、と思ったから。
自分で、ボイスレコーダーをオンして、しゃべった内容を録音し、移動中の電車で聞く。それで修正して、またアポでテストする、ということを繰り返していた。
不思議なもので、自分ではちゃんとしゃべれているつもりでも
支離滅裂だったり、事例のところでうまくしゃべれず共感をえられてなかったり。まるで顧客になった気持ちで聞くことが出来る。
また結論から端的に話せなかった僕は、ボイスレコーダーを聞いて恥ずかしくなり、すごく結論から話すことを意識するようになった。
そして、しばらく眠っていたボイスレコーダーが
今となって、取り出され、また頻繁に使われる訳だ。
自分のしゃべる内容は、練習しないと恥ずかしくてとても世に出せるものではないからである。
不思議なものだなぁ。