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上手な目標設計の立て方

takezawa0502
takezawa0502
2020年8月8日

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マネジメントの仕事をするようになってから、かなりの時間を目標設計にさいています。

彼が成果をだすためにはどういう目標を設計をすればいいのか、彼女は本当にその目標にハラオチしてるのだろうか、彼は本当にブレずに走れてるだろうか、などなど。

以前、トーマツのセミナーに参加した際に目標設計の立て方についてセミナーを受けて共感したのでそれについて記述したいと思います。マネジメントはもちろん、プレイヤーも自身の目標設計について考える機会にしてみてください。

なぜ目標をたてるのでしょうか。

それは、目標を立てると、何を目指せば良いかが明確になる。それによりチャレンジする意欲がわき、具体的な行動を移すことが出来る。こうすると、マネジメント側としては、メンバーが自走するので助かるし、メンバーとしてもそれさえやれば成果が出るので安心してコミットできる。からです。

では、その、目標について考えていきましょう。

良い目標とは?

SMARTのようなかっこいいけど覚えにくいようなものはやめましょう。

やりたい×やれそう×やらなきゃやばい

この3つを満たすものが良い目標です。

もしかっこいい目標を掲げてきたら、それ本当にやりたいと思ってる?やれそう?と確認してみましょう。

上記を満たす目標を持つ社員は、3倍の能率をだし、疲れも1/3に抑えられるという。逆の場合は1/3の能率しか出ず、3倍疲れる、というデータが出ているそうです。

この3つの条件を満たすためには?

やりたい仕掛けは、トップダウンでなく、話し合ってボトムアップにさせることです。

なぜそれをやらなければ行けないか本人に語ってもらう場を持ちましょう。本人のやりたいことと、仕事が結びつくのがベストです。

やれそうのハードル設定は、10人中7~8人が出来るくらいが望ましい、2年連続未達は負け癖がつくのでそれに陥らないように。

やらなきゃやばいを仕掛ける方法。言い訳できない環境をつくることが効果的です。

○○があったから出来ませんでしたと言わせないために、○○(言い訳の芽)を摘み取りコミットさせてください。

目標設計の3つの決め

1.目標項目を決める

売上などわかりやすいものがない管理部門については、「はやい、やすい、うまい」で決めるのがよいです。

はやい・・・スピードを速める。処理日数短縮、納期短縮

やすい・・・コスト削減、業務改善など

うまい・・・クオリティをあげる。システム導入、業務改善など

2.達成基準を決める

数値基準、スケジュール基準、状態基準。達成基準はそれ自体が目的になり会社貢献しないものにならないようにしましょう。

新製品を作る→売れない可能性。マニュアルを作る→運用されない可能性。システムを導入する→逆に煩雑になる可能性。

そうならないための魔法の言葉「結果、どうしたいの?」

3.期限とTODOを決める

期限を決めた後に、その後のTODOを出させて、それにも期限を切ることで、先延ばしがなくなり、やらなきゃヤバいの環境になります。

最後に。

なぜ目標を立てるか、については、

自分がなりたいものになるため

自分の自己管理の甘さを律するため

の2点が大きいと思います。

自分が到達したいものに向けて、目標という第三者に自分を戒めてもらい、毎日クリアしていくことで、理想を手に入れることが出来ると思います。

目標設計がうまくいってない人は是非チャレンジしてみてください。

仕事

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