週末に見た映画と本です。

桐島、部活やめるってよ。は

「●●、××やめるってよ」というフレーズがバズワード的に周辺で拡散していましたが

映画はまったく見たことがなかったので、見ました。

結果、とても良かったです。

まず驚いたのは、この映画に、桐島、出てきません。

桐島くんがいる学校のその周辺の友達の人間関係（交友グループや、上下関係）を

その人、その人の視点で描く手法を取っています。

時系列的にはその分進むのが遅いのですが、

映像や体験は基本的にひとつの観点からしか見れないので

こういう手法はすべての本人の気持ちになれてよかったです。

学生時代の、なんとなくある、空気というか、もやもやっとするかんじが

うまく表現されていて好きでした。

宇宙人ポールは、映画大好きな友人Hくんに紹介してもらったのですが、本当に良かった！

これねー、パッケージがだめ。

B級映画感がすごいもん。

彼はいつも絶妙な映画を紹介してくれるんですが、

今回のはふざけてるのかーって思ったよね。

ストーリーでいうと、SFオタクの主人公2人が、宇宙人ポールと出会って

旅をする、という話で、その道中でのコミカルなやりとりや、友情みたいなのが

とても良かったです。

パッケージのB級感以外は

ど直球のハートフルコメディという感じです。

村上春樹作品って、最新のをちょこっと読んだ程度だったので

昔の作品も読んでみたいなと。

上下巻なので、読むのどうしよっかなー、時間かかるなーと思って

読み始めた日曜の13時。

止まらなくて止まらなくて、

気づいたら20時で、読み終えていました。

ファンタジーなんだけど、人間描写や、心の揺れ動きとか

とっても好きです。

ハルキストがたくさんいるので、この本についての言及は一旦控えるとして

すぐに、そのあとのダンス・ダンス・ダンスも買ったくらいよかった、

という感じでした。